ビンテージtシャツとは、その名の通り、古い価値のあるtシャツのこと。
ただ単に古いtシャツというのならば、私のタンスにも眠っていますが、
古いだけでは、「ビンテージ」とは言われません。
そこに価値がなければ。ビンテージtシャツが市場に出回るようになったのは、
衣料メーカーが倉庫の中に古いtシャツが出荷されずに眠っているのを
発見したことがきっかけであると言われています。
古いデザインだから、使い物にならないだろうと半ばあきらめながら、
商品を取り出してみると、染料のくすみ具合、その布のよれ具合、
そして、不器用ながらも丁寧に色付けしたような模様など、なんともおしゃれに感じました。
流行は周ると言います。10年ほど前、70年代の衣装が流行ったことがありました。
つまり30年ほど前の衣装が、「最新のデザイン」「流行のデザイン」「ビンテージな商品」としてもてはやされるわけです。このtシャツについても、同じ原理が働いていたのでしょうね。
それにこれらの商品は、倉庫の中で眠っていたわけですから、未使用。
市場で売りだしてみると、これがものすごい人気となり、またたく間に、売れてしまったそうです。
ビンテージtシャツの人気の理由は、当然ながら
「新しく作ることができない」というところにあります。
新しく作ってしまったものは、いくら古い香りがしたとしても、
「ビンテージ」ではなく、「コピー」「レプリカ」ということになってしまうからです。
このように偶然登場したビンテージtシャツは、今では、人気のある一つの分野となっています。
ジーンズと違い、tシャツの耐久性はそれほどではありませんから、
ビンテージtシャツはかなり品薄で、なかなか手に入りにくい逸品であるようです。